トップに戻る時は、ロゴをクリック



What 's Senbatsu Maeuchi Kessen
選抜前打ち決戦とは?




 四国選考大会、関西選考大会、中京選考大会、北陸選考大会の上位3名が1チームとなり、4チームによる団体戦形式になっています。なぜ団体戦形式にしたのかという事も含め、ご説明したいと思います。

 波止のチヌ釣りにはケーソン、パイルなど、波止際を攻める「落とし込み釣り」「ヘチ釣り」と、テトラや石畳、ケーソンなどでも波止際より前を攻める「前打ち釣り」がある。全国的にメジャーな「落とし込み釣り」に比べ、「前打ち釣り」はマイナーなイメージがどうしてもぬぐえない。しかし、日本の海岸線には「前打ち」のフィールドがたくさん存在し、そこに多くのチヌが着く。そして、多くの「前打ち」ファンがいるのも事実である。
 大都市圏の港湾はコンクリートで固められ、「落とし込み釣り」「ヘチ釣り」が発展し、地方に行く方が、「前打ち場」が多く存在しているため、「前打ち釣り」が浸透する。そんなフィールドで楽しんでおられる釣り人に、私達は晴れ舞台を提供し、もっと「前打ち釣り」を広め、地位を上げていきたいと考えている。

 「選抜前打ち決戦」は、「落とし込みAward」とは異なり、地区対抗の団体戦を重視し、地元意識を強め「オラが村」をアピールしていってもらいたいと思う。日頃、接点のない選抜された3人が力を合わせ、一つの目標に向かって、互いに協力しあい、栄冠を掴み取る過程が重要だと考えている。私達実行委員は、釣り人、メディア、メーカーを、まき込み三身一体となって、「前打ち釣り」を盛り上げていきたいと考えています。

by実行委員長 倉田保夫